慢性膀胱炎

本当に慢性膀胱炎ですか？

細菌性膀胱炎は症状が治まったとしても、白血球や細菌が膀胱内から完全に排除されない限りは、完全に治癒したとは言えません。いつでも再発する危険性をはらんでいます。多くの場合、膀胱炎の症状（痛み、頻尿、濁り等）がなくなると安心してしまい、また元の生活習慣に戻ってしまったり、薬を辞めてしまったり、クランベリーの摂取を止めてしまう人も多いのですが、膀胱の中に細菌が残っている限りは、いつでも再発リスクがあると言っても過言ではありません。

このように、膀胱炎に対して中途半端な対応をしてしまうがために、急性膀胱炎を何度も繰り返してしまい、自分は慢性膀胱炎だと感じている方が多いようです。しかし、実際は、急性膀胱炎を繰り返しているだけであって、慢性化しているわけではないようです。

そもそも、慢性膀胱炎とは、他の病気で下腹部に放射線治療を受けて起こる放射性膀胱炎や抗アレルギー剤、抗ガン剤などの使用の結果起こる膀胱炎、膀胱結核の人が起こす膀胱炎等のことを指しており、急性膀胱炎を何度も繰り返したからと言って、膀胱炎が慢性化するわけではありません。

急性膀胱炎を繰り返しを慢性膀胱炎だと思っている女性が多いということは、急性膀胱炎を繰り返してしまう女性が多いということの裏返しでもあります。生活習慣の見直しも含め、細菌を膀胱内から完全に排除するまで、根気強く対処することが大切です。

どうしても辛い痛みを抑えたい、また医者へ行く時間がないという方には、天然クランベリーの力が頼りになります。アメリカでは、クランベリーは泌尿器系疾患に最も効果があると評価されており、日本でも膀胱炎・尿道炎（尿路感染症）に効果があるとされ、注目を集めています。

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