膀胱炎と市販薬
膀胱炎に利用される市販薬について
膀胱炎に効く市販薬は?
急性膀胱炎は、その多くが細菌性膀胱炎だと言われています。女性の肛門周辺にいる細菌が尿道から侵入して、膀胱で炎症を起こす状態が細菌性膀胱炎ですが、その大きな特徴は、「急に頻尿と排尿時の痛みが起こる」ことです。
膀胱炎にかかった人は、症状が消えてなくなったと思いがちですが、実際は膀胱内に細菌が残っていることが多く、再度炎症を起こす可能性が多く残されています。
適切な対応をせずに放置し、再度膀胱炎にかかる人は、慢性的に膀胱炎に何度もかかることも多いようです。この場合、慢性膀胱炎だと思っている人が多いようですが、実際にはほとんどのケースが急性膀胱炎の繰り返しです。
膀胱炎の治療方法として、対処療法的に、ナリジクス酸やウロナミンといった抗菌作用のある薬を、以前は薬局やドラッグストアーで購入することができました。しかし、平成17年の薬事法改正により、薬局で購入できなくなりました。
大切なポイントは、日常生活で感染を起こしやすくしている要因を減らすことです。栄養状態が悪く、充分な抗酸化物質が体内に存在していないことにより、健康な人であれば撃退できる大腸菌の侵入を許してしまっている可能性もあります。
しかし、どうしても辛い痛みを抑えたい、また医者へ行く時間がないという方には、天然クランベリーの力が頼りになります。アメリカでは、クランベリーは泌尿器系疾患に最も効果があると評価されており、日本でも膀胱炎・尿道炎(尿路感染症)に効果があるとされ、注目を集めています。